献上
けんじょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #22863 · 青空 603 例
標準
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文例 · 用例
どんな偉大な作家の傑作でも――むしろそういう人の作ほど豊富な文献上の材料が混入しているのは当然な事であった。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
たとえば、天智天皇のみ代だけについて見ても「是歳水碓を造り而冶」のような器械の献上を受けたり、「燃ゆる土、燃ゆる水」の標本の進達があったりしたようなことが、このみ代の政治とどんな交渉があったか無かったか、それはわからないが、ともかくも、当時の為政者の注意を引いた出来事であったには相違ない。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
然し母と妹との節操を軍人閣下に献上し、更らに又、この十五円の中から五円三円と割いて、母と妹とが淫酒の料に捧げなければならぬかを思い、さすがお人好の自分も頗る当惑したのである。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
当時の甘い批評家たちが、女の作家の二、三の著書に就いて、女性特有の感覚、女で無ければ出来ぬ表現、男にはとてもわからぬ此の心理、などと驚歎の言辞を献上するのを見て、彼はいつでも内心、せせら笑って居りました。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
そこで序ながら此句も霊前に献上する事にした。
— 夏目漱石 『『我輩は猫である』中篇自序』 青空文庫
党へ献上の資金かね?
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
鋳金の工作|過程を実地にご覧に入れ、そして最後には出来上ったものを美術として美術学校から献上するという。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
黒斜子に丁子巴の三つ紋の羽織、紺の無地献上博多の帯腰すっきりと、片手を懐に、裄短な袖を投げた風采は、丈高く痩せぎすな肌に粋である。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
地元の名産品を皇室に献上するため、入念な準備が進められた。
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戦いに勝った将軍は、領民から献上された宝物に目を通した。
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職人が精魂込めて作った工芸品が、国賓に献上されることになった。
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