貢ぎ物
みつぎもの
名詞
標準
tribute
文例 · 用例
また、お姫さまは、二ひきの黒い、みごとな黒馬を皇子に貢ぎ物とせられたのです。
— 小川未明 『赤い姫と黒い皇子』 青空文庫
実際にシラミがアステカ族にたかっていたことについては貧乏人がシラミの入った袋をモンテスマへの貢ぎ物としたことについてのオヘダの話以外に資料が無い。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫
……ホホ、これが若宮八幡の秘木とかいう橘の樹かいの」「そうとみえる」「神功皇后さまが、三韓へご渡海なされた折に、八十|艘の貢ぎ物のうちの第一のみつぎ物がこれじゃといういい伝えじゃが」「婆よ、あの神馬小屋にいる馬は、よい馬ぞよ。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
はやにえというのは新鮮なる貢ぎ物、即ち魚類などを貴人に献ずるために昼夜の飛脚を走らせることをいうらしいが、それを百舌から時鳥に向って、進上せねばならぬというような何か一つの話が、もうあの時代の歌人等の耳に入るまで、広く日本にはもてはやされていたのであった。
— 野鳥雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
孫策の「漢帝に奉るの表」を捧げて行ったり、また朝延への貢ぎ物を持って行ったのである。
— 孔明の巻 『三国志』 青空文庫
近郡の夷族は続々と、貢ぎ物をもたらして、柳城市に群れをなし、みな曹操に恭順を示した。
— 孔明の巻 『三国志』 青空文庫
曹操は、一|眄をくれて、「蜀はなぜ毎年の貢ぎ物を献じないか」 と、罪を責めた。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫
柑子と牡丹一 呉に年々の貢ぎ物をちかわせて来たことは、遠征魏軍にとって、何はともあれ、赫々たる大戦果といえる。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
遠い異国から、珍しい動物や宝飾品が貢ぎ物として届けられた。
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彼の家には、世界中から集められたかのような貴重な貢ぎ物が並んでいた。
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王への貢ぎ物の中には、見たこともない美しい織物があった。
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