礼遇
れいぐう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
courteous reception
文例 · 用例
で、知礼は寂照を上客として礼遇し、天子は寂照を延見せらるるに至った。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
謁見即ち目見は抽斎が弘前の士人として受けた礼遇の始で、これから月並出仕を命ぜられるまでには七年立ち、番入を命ぜられ、家督相続をするまでには八年立っている。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
歴代の統監、総督の中でも山内正俊大将閣下は、特に吾輩の功績を認めて、一躍、総督府の技師に抜擢し、大佐相当官の礼遇を賜う事になった。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
代宣者の感情や、呪言伝承・製作者らの理会や、向上しまた沈淪した神々に対する社会的見解――呪言神の零落・国社神の昇格から来る――や、天子現神思想の退転に伴ふ諸神礼遇の加重などが、其である。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
成吉思汗は妾を、敵将の妻として、厚く礼遇してくれましただけで、ほんとうに何事もございませんでした。
— ――市川猿之助氏のために―― 『若き日の成吉思汗』 青空文庫
これが正札の原則で、目前の小利に眩惑して価を上下し、貴賤によって礼遇を差別するが如きは商売の堕落であって真の商人たる価値なき者であります。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
この勲功に対しては、女王陛下のどんな礼遇も、いままでの限度では、御褒美とも申せないだろう」 このさい、またしてもの慣例が蒸し返されたのは、いとも自然である。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
でございますから、もしあなたさまがあのかたをお召し還しになり、そしてもし、あなたさまがたの御事情さえ許しますなら――あのかたの御満足のゆきますように、お側に礼遇をもってお迎えあそばしますならば、思うに、それが一番お宜しいのではございますまいか」彼女は有り難うといって、向こうにいってしまった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
作例 · 標準
国賓としての訪問だったため、彼は空港で最高の礼遇をもって迎えられた。
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長年地域の発展に尽力してきた功労者として、式典では特別に礼遇された。
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そのホテルでは常連客に対して、さりげなくも行き届いた礼遇を欠かさない。
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