蔑ろ
ないがしろ
名詞形容動詞頻度ランク #44699 · 青空 31 例
標準
(a) slight
文例 · 用例
元来、仏教の最終の目的は人々が最上の智慧を開覚いて最も完全な人格を完成するのに在るので、現世上の救難授福はその目的からは第二義的のものでありますが、しかし眼前の幸福は衆人が望むことでありますから、仏、菩薩においてもこれを蔑ろにしないで工夫に工夫を凝らされていることはもちろんのことであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
私は私の過去や未来を蔑ろにするものではない。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
縦令蔑ろにしたところが、実際に於て過去は私の中に滲み透り、未来は私の現在を未知の世界に導いて行く。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
私は本能的生活の記述を蔑ろにして、あまり多くをその讃美の為めに空費したろうか。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
少くとも事なき時に、私達がこの心持を蔑ろにすることがなかったならば。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
お墨付を蔑ろに致すは、即ち葵御宗家を蔑ろに致すも同然、必ずともに御気分の晴れまするよう、御手伝い仕りましょうが、一体いかほどばかりござりましたら?
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
ソコで幕府の役人がこの手紙を見て、何々、天下が騒々敷い、ドウカ明君が出て始末を付けて貰うようにしたいと云えば、是れは公方様を蔑ろにしたものだ、即ち公方様を無きものにして明君を欲すると云う所謂謀反人だと云う説になって、直ぐに脇屋を幕府の城中で捕縛して仕舞た。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
あれほど蔑ろにされたことは忘れてしまった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
作例 · 標準
人の気持ちを蔑ろにするような行為は許されない。
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彼の発言は、友人の努力を蔑ろにするものだった。
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どんなに小さな意見でも、蔑ろにしてはいけない。
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