跪座
きざ
名詞動詞-サ変
標準
kneeling with the balls of the feet on the floor and sitting on one's heels
文例 · 用例
『今日の雷さまは日光だから、油断がならない』 かう言つて、祖父はいつも線香を立てゝ跪座してゐた。
— 田山録弥 『迅雷』 青空文庫
あの笑いだな」庄三郎は膝を敷きピタリと大地へ跪座いた。
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
そのうちに、香染の衣を着た、青白い顔の、人気のあった坊さんが静々と奥院の方から仄にゆらぎだして来て、衆生には背中を見せ、本尊|菩薩に跪座立礼三拝して、説経壇の上に登ると、先刻嫁を罵り、姑をこきおろした女たちが、殊勝らしく、なんまいだなんまいだと数珠を繰っておがむ。
— 長谷川時雨 『西川小りん』 青空文庫
貴女は楊貴妃様」と叫びつつ砂の上に跪座した。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
李景讓の老母鄭氏は事急なりと見て、李景讓を呼び寄せて、その不謹愼なる行爲を譴責し、庭前に跪座せる彼の衣を剥ぎ取り、楚撻を加へんとしたから、四周環視の軍士達も之に感動して、事なく落著したといふ(3)。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
すぐに突き飛ばされ意気地なくよろめいたが、一緒に小屋の片隅へ集まりそこへ穏しく跪座った。
— 国枝史郎 『八ヶ嶽の魔神』 青空文庫
」「跪座くのでございます」「ああそれではこんなように」突然小一郎は跪座き、両手を上向けて捧げるようにしたが、「お受けくださいまし、私の恋を!
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
「そういうお慈悲深い桔梗様だ、恋してはならぬ、手を取ってはならぬ、うむ、そうして跪座いてはならぬ」「ははあ隙見をしていたな」「見守っていたのだ、厳しくな!
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
作例 · 標準
神殿の前で、信者たちは深く頭を垂れて跪座した。
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武道において、跪座は相手への敬意を示す基本姿勢の一つとされている。
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茶道では、一連の所作が跪座の姿勢から始まる。
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慣れない跪座の姿勢を続けたため、足にかなりの負担がかかった。
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