凶夢
きょうむ
名詞
標準
inauspicious dream
文例 · 用例
恐ろしい凶夢のなごりは、ど、ど、ど……と激しく高くうつ心臓に残っていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
これは何時やら鏡子が子の上で見た凶夢を悲しがつて書いて遣したのを、叔母から語られて子供達は知つたのである。
— 與謝野晶子 『帰つてから』 青空文庫
獏は、凶夢を喰はせる為であるから、「夢|違へ」又は「夢|払へ」の符と考へられて居たに違ひない。
— 常世の国 『古代生活の研究』 青空文庫
死んだ母と、見た凶夢とに関係があっただろうか……などといろいろ目に見えない心の疑問があった。
— 小川未明 『薔薇と巫女』 青空文庫
主僧凶夢を苦に病む 私の泊った主僧は何かこの間から続けて凶い夢を見たというので大いに恐れて居る。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
これが「凶夢」という小説で、意外にも、その頃まったく未知の人だった川端康成が時事新報の文芸時評で、一日分を費して高く評価してくれた。
— ――主観的な覚え書き 『叛骨・中野正剛』 青空文庫
(吉いと思った夢占が、ほんとは凶夢だったのかしれない。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
そんな凶夢を、わざわざ耳に入れにくるやつがあるか」「恐れ入りました。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
「うわ、昨夜はひどい凶夢を見てうなされたよ…。」
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その出来事以来、彼は時々不吉な凶夢に悩まされるようになった。
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占いの結果、「凶夢を見たら注意が必要です」と忠告された。
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子供が怖がって、「ママ、変な夢を見たの。凶夢だったかも…。」
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