純朴
じゅんぼく
形容動詞頻度ランク #39100 · 青空 147 例
標準
simple and honest
文例 · 用例
それが如何にも百姓らしく、純朴な好人物を感じさせた。
— 萩原朔太郎 『追憶』 青空文庫
僕はさうした話をきいて、いかにも牧水らしく、自然で、純朴で、愛すべき人物を考へた。
— 萩原朔太郎 『追憶』 青空文庫
その細君の言うには、田舎のお百姓さんが純朴だとか何とか、とんでもない話だ、お百姓さんほど恐ろしいものは無い。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
純朴な田舎の人たちに都会の成金どもがやたらに札びらを切って見せて堕落させたなんて言うけれども、それは、あべこべでしょう。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
田舎の人が純朴だの何だの、冗談じゃありません、とこうまあいったような事をお隣りに疎開して来ている細君が、うちの細君に向ってまくし立てたのです。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
銀子は来る時から、別にここで、根を卸す考えはなく、来た以上は真面目に働いて借金を切り、早く引き揚げましょうと思っていたので、千葉時代から見ると、気も引き締まっており、お座敷も殊勝に敏捷にしていたので倉持にもそこいらの芸者から受ける印象とは一風ちがった純朴なものがあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
上代純朴なる時代に男女の詠めりし秋草に寄する心を聞けば 日置長枝娘子 秋づけば尾花が上に置く露の消ぬべくもわが念ほゆるかも 大伴家持 吾が屋戸の一枝萩を念ふ児に見せずほと/\散らしつるかも 萩、桔梗、女郎花は私に山を想はせ、刈萱は河原を、そして撫子と藤袴は野原を想はせる。
— 岡本かの子 『秋の七草に添へて』 青空文庫
住民のフィン人はもと東洋人だったのが北欧の自然に馴化され、灰色の青味がゝった眼や、栗毛の髪を持ってはいるが、何か東洋風の純朴と一本気な情熱があると先生は兼て私たちに話していました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、都会の生活に染まらない、純朴な青年だった。
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田舎の純朴な人々との触れ合いは、心を洗われるようだった。
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その絵画は、素朴で純朴な田園風景を描いている。
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