勤労者
きんろうしゃ
名詞
標準
worker
文例 · 用例
その同情感は、一般勤労者である男性にも通じるものであろう。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
そして、貧しい勤労者の生活を描くことは恥辱で、富みてひま多き人種を描くことは光栄なのか。
— 伊丹万作 『映画と民族性』 青空文庫
ソヴェトの勤労者は、ブルジュア国の勤労者のように、工場や役所で搾られるばっかりで暮してはいない。
— 宮本百合子 『「鎌と鎚」工場の文学研究会』 青空文庫
間にたって利益を吸いとる者のない生産のための生産をやっているのだから、根本は一般勤労者の生活水準を高めるのが目的だ。
— 宮本百合子 『「鎌と鎚」工場の文学研究会』 青空文庫
産業別の生産組合は、或る一つの企業をやるとき、必ず天から勤労者福祉資金何割というものを予算に加えて仕事をはじめる。
— 宮本百合子 『「鎌と鎚」工場の文学研究会』 青空文庫
) そのクラブで、ソヴェト勤労者は、政治教程、文学、劇、音楽、美術、ラジオ、科学、体育などの研究会をもち、大衆の中からの新鮮な創造力をもりたてている。
— 宮本百合子 『「鎌と鎚」工場の文学研究会』 青空文庫
学校ばかりか、すべての勤労者が、年に一ヵ月ずつ有給休暇をとって休みに行く「休みの家」でも、こういう工合にやられている。
— ――ソヴェト同盟の共学について―― 『砂遊場からの同志』 青空文庫
一方プロレタリア文学の作家は、社会情勢の推移とともに、新しい生活環境とその日常の裡にある勤労者の生活を語らんと欲して、時代の空気の影響もあり、地味な一見ありふれた自然主義リアリズムに近づいた。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫