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失業者

しつぎょうしゃ
名詞
1
標準
unemployed person
文例 · 用例
落ちのびた私たちも、留守の両君も、現在の失業者のなめるのと、同じ悩みを味つたのはいふ迄も無い。
葉山嘉樹 遺言文学 青空文庫
4 夜のヴェールが剥がれて、灰色の壁にもたれて一夜を過した失業者が、赤と黒の市場の魚のように起きあがると、高楼にあらわれた三色旗の天気予報旗をものぐさそうに眺めた。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
この界隈の連合委員会の事業振興の決議案にもかかわらず、閑散とした取引市場をとりまいて、日一日と失業者と、彼らの飢えが生産余剰と反比例して街の広場に堆積して行った。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
そのつれあひのひとが、いかにも失業者らしくまづしい身なりをしてゐたと、輕侮のうす笑ひをさへまざまざ口角に浮べつつ話して聞かせた葉藏の兄へのこらへにこらへた鬱憤から、ことさらに誇張をまじへて美しく語つたのであつた。
太宰治 道化の華 青空文庫
ところが、又そういう時節が勿怪の幸いで、今日で申せば失業者の浪人達がいろいろの方面へ召し抱えられて、御扶持にあり付くことにもなりました。
岡本綺堂 怪談一夜草紙 青空文庫
つまり、宿なし、失業者、浮浪者といった意味のルンペンとは、人間のボロ、人間の屑というわけであろう。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
おまけに工事が終ると、翌日からひとり残らず失業者で、なんとかしてくれと泣きつくには、アメリカ当局はあまりに冷淡であった。
織田作之助 わが町 青空文庫
親父は失業者だし、おふくろは赤ん坊の世話でかまけているとしても、二人の娘は前から駅で働いているから、二人で四百円ぐらい取るだろう。
織田作之助 青空文庫
作例 · 標準
「街には再就職を目指して活動する失業者が溢れ、社会問題となっている。」
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「政府は失業者を対象とした公共職業訓練の枠を拡大することを決定した。」
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失業者の増加は消費の冷え込みを招き、さらなる景気悪化の要因となる。」
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