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書巻

しょかん
名詞
1
標準
book (usu. old)
文例 · 用例
また同書巻之一に「意気な美しいおかみさんが居ると言ひましたから、それぢやア違ツたかと思つて、猶くはしく聞いたれば、おまはんの年よりおかみさんの方が、年うへのやうだといひますし云々」の言葉があるが、すなわち、ここでは「いき」と形容されている女は、男よりも年上である。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
しかし、また同書巻之九に「意気の情の源」とあるように、意識現象に「いき」の語を用いる場合も多いし、『春色辰巳園』巻之三に「姿も粋な米八」といっているように、客観的表現に「粋」の語を使う場合も少なくない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
御者は書巻を腹掛けの衣兜に収め、革紐を附けたる竹根の鞭を執りて、徐かに手綱を捌きつつ身構うるとき、一|輛の人力車ありて南より来たり、疾風のごとく馬車のかたわらを掠めて、瞬く間に一点の黒影となり畢んぬ。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
第4図 六足の馬 それから、同書巻十一に、津軽辺で三歳の駒、左の耳に長一寸九分くらいの角生え、曲り、黒く堅し、ただし本の方は和らかくして、また右の方にも生え立ちし角見え申し候と見ゆ。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
大抵は平生親しむ書巻の中から拾って来た、謂わば古手の思想だ。
二葉亭四迷 平凡 青空文庫
しかし書巻を尊崇して、提挈をその中に求めていたことを思えば、留守居中|稀有の人物であったのを知ることが出来る。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
主人一書巻を展覧せしむ。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
誰も絶待に手から書巻を放たぬ事とは解せぬのである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
作例 · 標準
書巻の束を抱え、彼は研究室へと向かった。
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博物館には、貴重な書巻が数多く展示されている。
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「この書巻は、1000年以上前のものだそうだ。」
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