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一打

いちだ
名詞
1
標準
stroke
文例 · 用例
何の罪なく眠れるものを、たゞ一打ととびかゝり、鋭い爪でその柔な身体をちぎる、鳥は声さへよう発てぬ、こちらはそれを嘲笑ひつゝ、引き裂くぢゃ。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
何の罪なく眠れるものを、ただ一打ととびかかり、鋭い爪でその柔な身体をちぎる、鳥は声さえよう発てぬ、こちらはそれを嘲笑いつつ、引き裂くじゃ。
宮沢賢治 二十六夜 青空文庫
髪艶やかに中腰になった処を、発奮で一打、ト颯と烏の翼の影、笹を挙げて引被る。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
運命を決する鐘の一打一打ちが、彼の胸の中に反響して肉体的なショックの如きものを感じさせた。
織田作之助 夜の構図 青空文庫
遂に、十時の最後の一打ちがまだ鳴り響いている時、彼はつと手を伸ばして、レナール夫人の手を執った。
織田作之助 夜の構図 青空文庫
そのあとからサアが刀を抜いて、攻めて来る敵を片っぱしから刀も鎧も一打に切って切って切りまくりましたので、敵は大敗けに敗けて逃げてしまいました。
香倶土三鳥(夢野久作) 雨ふり坊主・先生の眼玉に・奇妙な遠眼鏡 青空文庫
煙草屋の店でくるくるぱちぱち、一打ばかりの眼球の中を、仕切て、我身でお妙を遮るように、主税は真中へ立ったから、余り人目に立つので、こなたから進んで出て、声を掛けるのは憚って差控えた。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」「ははあ、たちまち一打……薙刀ですな。
泉鏡花 神鷺之巻 青空文庫
作例 · 標準
この難しいバンカーショットを成功させれば、一打でもスコアを縮められるだろう。
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代打で送られたベテランが、劇的な満塁ホームランという一打を放ち、試合の流れを一変させた。
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相手の強烈なスマッシュに対し、冷静にボレーで一打を返した。
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墨の濃淡、筆の運び、その全てに熟練の技が光る、まさに芸術的な一打だった。
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