荒ぶる
あらぶる
連体詞
標準
savage
文例 · 用例
霜に、雪に、長く鎖された上に、風の荒ぶる野に開く所為であろう、花弁が皆堅い。
— 泉鏡花 『七宝の柱』 青空文庫
不羈奔放な、荒ぶる青春の遊び友だちが一人また一人と次ぎ次ぎに世を去つて、つひにはただひとり彼等の仲間を置き去りにするのも、ちやうどこれと同じではなからうか?
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
十三弦は暴風雨を招んで、相模の海に荒ぶる、洋のうなりと、風雨の雄叫けびを目の前に耳にするのであった。
— 長谷川時雨 『朱絃舎浜子』 青空文庫
もう自分の背後にある陸の生活のことなぞは考えない、又考えたらそんな冒険的な行為が恐ろしくなるが、只この健康、この荒ぶる感情、その行動というものが、得も云われず一種の壮快さを齎らすのだ。
— 佐藤惣之助 『荒磯の興味』 青空文庫
かくよさしまつりし国内に、荒ぶる神たちをば、神訊はしに訊はし給ひ、神掃ひに掃ひたまひて、発言ひし磐根・木根立ち、草の隻葉をも言封めて……天|降しよさしまつりき。
— 折口信夫 『日本文学における一つの象徴』 青空文庫
手児呼坂・筑紫の荒ぶる神・姫社の神などの、人|殺る者は到る処の山中に、小さな常夜の国を構へて居たことゝ察せられる。
— 異郷意識の起伏 『妣が国へ・常世へ』 青空文庫
姫社郷の山途川の門(川口か)の西に、荒ぶる神が居て、道行く人をとり殺すので、其訣を占ふと、筑前宗像郡の人|珂是胡に、自分を斎はせれば、穏かにならうとあつた。
— 折口信夫 『幣束から旗さし物へ』 青空文庫
ところがつい先日のことだが、人見角造と云って平作の長女のムコで三百代言をしている奴が訪ねてきての話によると、どうやら近ごろは平作のこの心境までぐらついてきたらしいぞ」 天心堂は荒ぶる神がゴセンタクをくだすようにカッと目をむいて語りつづける。
— その二十 トンビ男 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒ぶるについて考えている。
荒ぶるという言葉は日本語で重要だ。
彼は荒ぶるの意味を理解している。
この文には荒ぶるが含まれている。
標準
to behave roughly
作例 · 標準
私は毎日荒ぶるについて考えている。
荒ぶるという言葉は日本語で重要だ。
彼は荒ぶるの意味を理解している。
この文には荒ぶるが含まれている。