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猛々しい

たけだけしい
形容詞
1
標準
ferocious
文例 · 用例
猛々しい犬は、小屋をも遠巻きに取巻いて、波のように、うごめき呻っていた。
黒島傳治 前哨 青空文庫
即ちあの聡明なニイチェが言ったように、現代に於ける女性化主義者、――平和主義者や、社会主義者や、無政府主義者や――は、すべて羊の皮をきた狼であり、食肉鳥の猛々しい心を以て、柔和な福音を説く説教者である。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
朕の五体には猛々しい血潮のみが充満してゐる、その他のものを容れる間隙は許されないのだ。
牧野信一 悲しき項羽 青空文庫
なぜなれば、あの白い雌鷄にふさはしかつたあの若い雄鷄を除いては、もう決して他の猛々しい雄鷄を彼女にめあはせるのは、かはいさうのやうな、惡いことのやうな氣が自然にしたからであつた。
水野仙子 白い雌鷄の行方 青空文庫
そして、結婚をして今は幸福であるが、そんな幸福には満足出来さうもない、やがてまた酒場の女になるであらう――といふ風な猛々しい放浪思想が窺はれる意味が誌されてあつた。
牧野信一 日本橋 青空文庫
今でも森野の耳には、あの猛々しい夫婦喧嘩の有様や叫び声が耳についてゐる位ゐなのである。
牧野信一 街角 青空文庫
こんな山の中で、婦人の綺麗な声を聞くことが、いかにも荒唐無稽な現象のやうに思はれたり、また、こんな風な森の中であのやうな生活を続けてゐる男達が、女の夢のためには、あのやうに猛々しい狼になり変るのは当然のことであると、突拍子もない同情の念に駈られたりした。
ミツキイのジヨンニイ 山男と男装の美女 青空文庫
二「祝入営」の幟の中の私は、昼となく夜となく小さな古ぼけた経机の前で、鈍重な眼を据えてゐたが、言葉に変へるべく未だ脳裏の猛々しい情熱の渦巻きが余りに生々し過ぎるのを感じた。
牧野信一 ダニューヴの花嫁 青空文庫
作例 · 標準
猛々しい獣が獲物を狙うかのように、彼は鋭い視線を送った。
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嵐は猛々しく海岸を襲い、大きな被害をもたらした。
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その映画では、主人公の猛々しい戦いが描かれていた。
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2
標準
audacious
作例 · 標準
彼の計画は、あまりにも猛々しく(大胆すぎて)、実現不可能だと思われた。
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猛々しい(大胆な)反論に、会議室は一時騒然となった。
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その若い起業家は、猛々しい(大胆な)ビジョンを掲げて業界に挑戦した。
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猛々しい(たけだけしい) — 幻辞.com