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御領

ごりょう
名詞
1
標準
land under the control of the imperial household or the shogunate
文例 · 用例
旦那や御領ンさんに顔を合すのがおっかなくって、向うから来るのを見かけると、わざと道を外らした。
黒島伝治 「紋」 青空文庫
お目付の松倉さんから聞いた話を受売りするとなあ……豊後の日田という処は元来天領で、徳川様の直轄の御領分じゃ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
もっともこの一石橋の夜の御領主、名代の河童が、雨夜の影を潜めたのも、やっと五六年以来であるから。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
子之介 十年以前野洲の河原で馬士を殺したはわが仕業と、あからさまに名乘つて出て、ゆかりのものを探し求め、むかしの罪を償ふために、あつく扶持して取らせると、御領主樣からお觸れが出たときには、夢かとばかりに驚きました。
岡本綺堂 佐々木高綱 青空文庫
三日、己亥、今日御書を以て、大宮大納言殿の方に仰せらるる事有り、公家より西国の御領等の臨時の公事を課せらるるなり、一切御沙汰に及ぶ可からざるの由、広元朝臣の如き、之を申すと雖も、仰せて曰く、一向停止の儀に於ては、然る可からず。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
十三日、丙午、関東の諸御領の乃貢の事、来秋より三分の二を免ぜらる可し、仮令ば毎年一所づつ、次第に巡儀たる可きの由、仰出さると云々。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
津軽に於いて、口三郡は鎌倉役であり、奥三郡は御内裏様御領で、天下の御帳に載らざる無役の地だつたと伝へられてゐるのは、鎌倉幕府の威力もその奥地に及ばず、安東氏の自由に委して、謂はゆる守護不入の地となつてゐたことを語つたものであらう。
太宰治 津軽 青空文庫
」「それは、あの承りますと、昔から御領主の御禁山で、滅多に人をお入れなさらなかった所為なんでございますって。
泉鏡花 薬草取 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、この地域は幕府の御領として支配されていた。
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歴史書には、各地の御領に関する詳細な記録が残っている。
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御領内の農民は、一定の年貢を納める義務があった。
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