所領
しょりょう
名詞
標準
territory
文例 · 用例
※「……一六六三年十一月二十四日、リンダのランゲナウ、グレニツ及びチィグラの領主、オットオ・フォン・リルケは、匈牙利にて戰死せし弟クリストフの遺せるリンダに於ける所領地を讓渡せられたり。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
その話に拠ると、その当時この磯部には浅野家所領の飛び地が約三百石ほどあった。
— 岡本綺堂 『磯部の若葉』 青空文庫
十七、老後財宝所領に心なし。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
十七、老後の財宝所領に心掛けるどころか、目前の日々の暮しに肝胆を砕いている有様で苦笑の他は無いが、けれども、老後あるいは私の死後、家族の困らぬ程度の財産は、あったほうがよいとひそかに思っている。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
五日、乙巳、天霽、義盛、時兼以下の謀叛の輩の所領美作淡路等の国の守護職、横山庄以下の宗たるの所々、先づ以て之を収公し、勲功の賞に充てらる可しと云々、相州、大官令之を沙汰し申さる、次に侍別当の事、義盛の闕を以て相州に仰せらると云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
廿七日、甲辰、去る元年五月亡卒せる義盛以下の所領、神社仏寺の事、本主の例に任せて興行せしむ可きの由、今日彼の跡拝領の輩に仰せらると云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
たとえば伊達政宗が会津を取った時、一旦は降参した横田氏勝の如きは、降参して見ると所領を余り削減されたので政宗を恨んだ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
その後秀吉が築堤してから、元は尾張に属していたのを何か心あって美濃の所領に移したものだと、「旧幕の頃には天領として郡代が置かれたものでして、ついこの下の土手に梟首場の跡がございますが」と町長、椅子から伸び上った。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
作例 · 標準
戦国時代、武将たちは自らの所領を広げるために戦を繰り返した。
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この村は、代々受け継がれてきた彼の家の所領である。
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新しい城主は、所領の民のために善政を敷いた。
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