領民
りょうみん
名詞
標準
population of a fief
文例 · 用例
私部が家の面目に掛けて諸子に滿足を與ふべければ、吾爲に須臾くかゝりあひなき吾領民との爭鬪を待たれよ、吾自ら茲に諸子を迎へたるは途上無益の爭鬪なからんと願ふに外ならぬ。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
領民の慘状は、將軍よりも、後に知りし也。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
宗吾が領民の爲したることを、正信は君の爲に爲したる也。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
百姓ども斯くの如き始末故、詮方なく親兄弟、妻子等引連れ、他國へ罷越し、乞食致す者、男女すべて千七百三十餘人、潰家八百八十餘軒、其外寺院十一ヶ寺、大破致し候』とあるにても、汚吏の暴行、領民の慘状は知らるべし。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
領民は一揆を起さむと騷ぎしも、宗吾の鎭撫によりて、泣く子と地頭とには勝たれずとあきらめ、おだやかに、さま/″\に手をつくして減免を願ひたれども、容れられず。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
これ領民の見るに忍びざる所也。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
御身はよろず、お慎み深く、近侍の者を憫み、領民を愛撫したもう有様、六十七万石の家国を失いたる無法人とも見えずと人々|不審しく思うこと今に止まず候」と、あった。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
十一人が十一人、人妻までも捕りあげて屋敷の広間に監禁した上、なおそれでも喰いあきぬと見えて、この次は何兵衛の娘、その次は何太郎の家内と、御領内残らずの女共の中から縹緻よしばかりをえりすぐって、次から次へと目星をつけているゆえ、領民共とて、人の子じゃ、腹立てるのは当り前でおじゃりますわい。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
作例 · 標準
その領主は、領民の生活を向上させるために様々な政策を実行した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
厳しい年貢の取り立てに、領民たちの不満は募る一方だった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
新しい城が完成すると、領主は領民を招いて盛大な祝賀会を開いた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro