番個
ばんこ
助数詞
標準
-nth game (of 12 rounds)
文例 · 用例
さるに町方の者としいえば、かたいなる児ども尊び敬いて、しばらくもともに遊ばんことを希うや、親しく、優しく勉めてすなれど、不断は此方より遠ざかりしが、その時は先にあまり淋しくて、友欲しき念の堪えがたかりしその心のまだ失せざると、恐しかりしあとの楽しきとに、われは拒まずして頷きぬ。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
大循環でいちばんこわいのはこの時なんだよ、この僕たちのまわるもっと中の方に極渦といって大きな環があるんだ。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
某々四五人のものは、既に一身の運命の窮極を悟り、且つは共同の被告に累の及ばんことを慮りて、なるべく詞短に問に対する答をなした丈であつたが、之等は千万言を費しても動かすことの出来ない犯罪事実を自認して居たからである。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
銀子の病室は、交りばんこに罐詰の水菓子や、ケ―キの折などもって見舞がてら遊びに来る、家の抱えや本家の養女たちで賑わい、河の洲に工場をもっている罐詰屋の野良子息や、道楽半分に町に写場をもっている山手の地主の総領|子息も、三日にあげず訪ねて来た。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
君は、噴火でどんな場合が一ばんこわいかね。
— 太宰治 『『井伏鱒二選集』後記』 青空文庫
僕たちはこのやっかいな乳母車をかわりばんこに押していったのである。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
二人はかわりばんこに、泉のふちの、しだやぜんまいの上に両手をつき、腹ばいになり、つめたい水の匂いをかぎながら、鹿のように水をのみました。
— 新美南吉 『牛をつないだ椿の木』 青空文庫
さるに町方の者としいへば、かたゐなる児ども尊び敬ひて、頃刻もともに遊ばんことを希ふや、親しく、優しく勉めてすなれど、不断はこなたより遠ざかりしが、その時は先にあまり淋しくて、友|欲しき念の堪へがたかりしその心のまだ失せざると、恐しかりしあとの楽しきとに、われは拒まずして頷きぬ。
— 泉鏡花 『竜潭譚』 青空文庫
作例 · 標準
野球の試合は今日で三番個目だが、まだ一度も勝てていない。
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このトーナメントは全五番個で勝敗を決める形式だ。
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「いよいよ次の番個で決着がつくぞ!」と応援にも熱が入った。
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