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絵の具

えのぐ
表現名詞頻度ランク #20683 · 青空 397
1
標準
paint
文例 · 用例
絵の具も画架も揃ひ、まづまづ龍は描いたが、まだ点睛がないといふのが昨今の状勢である。
中原中也 詩壇への願ひ 青空文庫
不思議な事には巻物の初めの方に朽ち残った絵の色彩は眼のさめるほど美しく保存されているのに、後の方になるほど絵の具の色は溷濁して、次第に鈍い灰色を帯びている。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
「むすこは巴里の花形画家で、おやじゃ野原のへぼ絵描き……」 こんな鼻唄をうたいながら、お父様はこの頃、何を思ったかおまえの美術学校時代の壊れた絵の具箱を肩に担いでときどき晴れた野原へ写生に出かける。
岡本かの子 巴里のむす子へ 青空文庫
すべてがただ紙の表面へたんねんに墨と絵の具をすりつけ盛り上げたものとしか感じられない。
寺田寅彦 昭和二年の二科会と美術院 青空文庫
甲胄堂の婦人像のあはれに絵の具のあせたるが、遥けき大空の雲に映りて、虹より鮮明に、優しく読むものゝ目に映りて、其の人恰も活けるが如し。
泉鏡太郎 甲冑堂 青空文庫
画工さんは立処にコバルトの絵の具を溶いたし、博士は紫の蝶を追つて、小屋うらの間道を裏の林に入つたので。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
図画の先生に頼んで東京の飯田とかいううちから道具や絵の具を取り寄せてもらって、先生から借りたお手本を一生懸命に模写した。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
もと使った絵の具箱やパレットや画架なども、数年前国の家を引き払う時に、もうこんなものはいるまいと言って、自分の知らぬ間に、母がくず屋にやってしまったくらいである。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
作例 · 標準
子供たちがアトリエで、色とりどりの絵の具を使って絵を描いている。
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この絵の具は発色がとても良くて、キャンバスの上で鮮やかに広がる。
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筆につけた絵の具をパレットの上で混ぜ合わせ、理想の色を作り出す。
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水彩絵の具は、水で薄めて使うと淡く優しい表現ができる。
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