痩果
そうか
名詞
標準
achene
文例 · 用例
ああ、父は死んでいる……つい其処に死んでいる……骨と皮ばかりの痩果てた其死顔がつい目の前に見える。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
ヒマワリの実、すなわち痩果は一花頭に無数あって羅列し、かつ形が太いからその中の種子を食用にするに都合がよい。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
鍋に油を布いてこの痩果を炒り、その表面へ薄塩汁を引いて食すれば簡単に美味に食べられる。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
植物学者はこの種子様のものを小痩果(Nucule)あるいは小堅果(Nutlet)といっている。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
そうかと思うと二、三日風呂にも行かず夜更まで机へすがったきりでコツコツ何か書いたり読んだりする。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
娘の姿のちらちらする日には竹村君は面白そうに一時間の余も話し込んでいるが、娘の顔を見せぬ日は自然に口が重くてそうかといって急に帰るでもなく、朝日を引切りなしに吹かして真鍮のしかみ火鉢の片隅へ吸殻の山をこしらえる。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
」「そうかそれでは呼んで来い」とて下女をやった。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
そうかと思うと日附は書いてないのも何となく面白い。
— 寺田寅彦 『子規自筆の根岸地図』 青空文庫
作例 · 標準
タンポポの種子には、風に乗って遠くまで飛んでいく痩果が特徴的だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
植物の専門家が、この痩果の構造を顕微鏡で観察している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この花は、成熟すると小さな痩果を形成する。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
痩果 とは、果実の1型であり、果皮が乾燥して1個の種子を包み、裂開しない果実のことである。カヤツリグサ、ニリンソウ、ヤブマオなどに見られる。外見上は1個の種子のように見えるためしばしば「種(たね)」とよばれるが 、実際には種子ではなく1個の種子を含む果実である。
出典: 痩果 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0