植物学
しょくぶつがく
名詞
標準
botany
文例 · 用例
白い山に碧い空は、最も対照の美なるものである、或植物学者が花の色の最も眼にハッキリ見えやすいのは、緑の葉で包まれた白い花である、と言ったが、碧い空で包まれた白い山も、同じ視線を惹くのである。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
植物学者ブラウンの物好きな研究はいったん世に忘れられたが、近年に到って分子説の有力な証拠として再び花が咲いたのである。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
その不可解な絵が妙に未知の不思議の世界に対する知識欲を刺戟しそれがいつとなく植物学全体への興味を煽るのであった。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
(明治四十一年九月十二日『東京朝日新聞』) 二 一葉『淮南子』には一葉落而知天下秋とあるが、植物学者に聞いてみると、木の葉が夏過ぎて落ち散るのは葉柄の根元の処にコルク質の薄い層が出来てそこだけ脆くなるから少しの風にでも誘われて天下の秋を示すものだそうだ。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
植物学者や進化論者に聞いたら何かの学説はあるかもしれないが、それにしても不思議な心持ちがしないではいられない。
— 寺田寅彦 『病室の花』 青空文庫
植物学者の目で見ればこれは確かに間違っている。
— 寺田寅彦 『病室の花』 青空文庫
もっともこんなことは、植物学者、あるいは学者とまでは行かずとも、多少植物通の人にとっては、あまりにも平凡な周知の事実であるかもしれないが、始めて知ったまるの素人には実に無限の驚異と、従って起こる無数の疑問を提供するものである。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫
先生から押しつけられた植物学は十|分も運動場ではね回った後には、もうすっかり忘れてしまうかもしれないが、一時間植物とにらめくらをしたというそのことの効果は生涯に残るということが可能である。
— 寺田寅彦 『さるかに合戦と桃太郎』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は大学で植物学を専攻している。
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植物学の知識は、薬草の研究にも役立つ。
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植物学者は、新種の植物を発見するために世界中を旅する。
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ウィキペディア
植物学(しょくぶつがく、 とは、「植物を対象とする生物学の一分科」。古くは生物を、動物と植物に分けることが一般的であり、生物学が誕生する以前から動物学と植物学は存在していた。
出典: 植物学 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0