相加
そうか
形容詞-語幹
標準
additive
文例 · 用例
一|緒に參候人々の内、品川へ足|踏不致は壹人にて御座候、是位に續人は無御座候得共、とろけは不仕候、御察可被下候、樺直八、至極の御丁寧に而、定御供に相加候處、勤向も相分候に付、仕合の事に御座候。
— 西郷隆盛 『遺牘』 青空文庫
これら三個の意見のみ単純に存在するときにおいては、当時の時勢を甄別するにおいて迷惑少なしといえども、この意見に対して、また攘夷、開国、鎖港の意見相加わり、次に避け難き奇縁よりして、佐幕は開港と一致し、尊王は攘夷と一致し、鎖国と一致するに至り、紛々として乱麻の如し。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
「寒気相加わり候処如何御暮し被遊候や。
— 夏目漱石 『野分』 青空文庫
これ、衆人の力相加わること多ければ、ますます著しき回転を示すべき道理あるによる。
— 井上円了 『妖怪学』 青空文庫
加持とは加持渉入と熟して、仏の三密と人の三密と互いに相加わり相通ずる意味である。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
これを民間にては、狐か天狗か亡霊が乗り移りて動くのであると考えておれども、その実、われわれの精神作用が手の筋肉の上に働き、知らず識らずの間に運動を盆の上に伝え、衆人の力相合し相加わりて、おどりだすほどになるのじゃ。
— 井上円了 『迷信解』 青空文庫
ホンコン以来、日一日より炎威相加わり、宛然三伏を迎うるがごとし。
— 井上円了 『西航日録』 青空文庫
草青む土手の枯草日影 我鬼曼珠沙華むれ立ち土濕りの吹く 我鬼家鴨眞白に倚る石垣の乾き 我鬼 一層痩せて支那から歸つて中西屋にゐた芥川に招ばれて碧童と僕は、首相加藤友三郎がゐたといふ部屋をあてがはれてゐた。
— 芥川龍之介の囘想 『二つの繪』 青空文庫
作例 · 標準
相加平均と相乗平均の関係は、数学の重要な定理の一つだ。
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相加的な性質を持つ物理量は、単純な足し算で合計できる。
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このモデルでは、複数の要因が相加的に作用すると仮定されている。
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