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茶気

ちゃき
名詞
1
標準
knowledge of tea ceremony
文例 · 用例
真黒い天井からブラ下がった十|燭の電球は蠅の糞で白茶気ていた。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
肝腎の陽射しを受ける南に本棚や壁があって、僅かに奥の方に小窓が在るので其処から入って来る秋の午後の赤茶気た光線は氏の左側を照すのみで、他の部分は――顔も胸も――陰となって向い合った客の景子達だけを明るく照し出した。
岡本かの子 ガルスワーシーの家 青空文庫
「人間到る所青山ありさ」 なぞ達観したような事を云いながら、鼻だけはゲッソリして白茶気ている。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
…………深く斬込まれた刃の蔭に赤茶気た肉がヒクメク。
夢野久作 月蝕 青空文庫
それが果して生きた人間のため息だったかどうかわかりませんが、私は、何がなしにハッとして飛び上るように背後をふり向きますと、そこの一際大きな樹の幹に、リヤトニコフの屍体が引っかかって、赤茶気た枯れ葉の焔にユラユラと照らされているのです。
夢野久作 死後の恋 青空文庫
古い格子越しに見ると、その老婆は、黄色い胡麻塩頭が蓬々と乱れて、全身が死人のように生白く、ドンヨリと霞んだ青い瞳を二ツ見開いて、一本も歯の無い白茶気た口を、サモ嬉しそうにダラリと開いている。
夢野久作 空を飛ぶパラソル 青空文庫
その頃から久米は天性の才気とその野次性と茶気との為に、教室でなくてはならぬ愛嬌者になつてしまつて居た。
菊池寛 学生時代の久米正雄 青空文庫
マジメに実行するツモリであったかドウか知らぬが、この時分はこうした茶気満々な計画が殆んど実行され掛ったほどシャレた時代であった。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
作例 · 標準
彼は茶道の家元に生まれ育ったので、幼い頃から茶気を備えていた。
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いくらお茶を習っても、あの人ほどの茶気を身につけるのは難しいだろう。
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茶会の準備で、彼の茶気が試される場面が多々あった。
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2
標準
sense of refinement
作例 · 標準
彼女の立ち居振る舞いには、どこか茶気を感じさせる上品さがある。
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この庭は、簡素ながらも随所に設計者の茶気が光っている。
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彼の作品は、一見すると無骨だが、よく見ると繊細な茶気が感じられる。
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3
標準
playfulness
作例 · 標準
冗談ばかり言って、彼はいつも茶気を帯びた目で周囲を笑わせる。
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真面目な会議の最中にも、時々彼の茶気が顔を出すことがあった。
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あの先生は、厳格な指導の中にも、どこか茶気を残している。
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