死霊
しりょう異読 しれい
名詞頻度ランク #37322 · 青空 189 例
標準
spirit of a dead person
文例 · 用例
生霊や死霊に憑かれることは、昔からの云い慣わしであった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
死霊の祟りということもあるからね」「もともと、捨犬だったんですもの」家内も、少し不安になった様子である。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
……妖怪、変化、狐狸、獺、鬼、天狗、魔ものの類、陰火、人魂、あやし火一切、生霊、死霊、幽霊、怨念、何でも構わねえ。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
村中は火事場の騒ぎ、御本宅は寂として、御経の声やら、咳やら……」 十四「占者が卦を立てて、こりゃ死霊の祟がある。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
が、どうして勢がこんなであるから、立続けに死霊、怨霊、生霊まで、まざまざと顕れても、凄い可恐いはまだな事――汐時に颯と支度を引いて、煙草盆の巻莨の吸殻が一度|綺麗に片附く時、蚊遣香もばったり消えて、畳の目も初夜過ぎの陰気に白く光るのさえ、――寂しいとも思われぬ。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
最近に王の前で処刑されたバビロンからの俘囚共の死霊の声だろうという者もあったが、それが本当でないことは誰にも判る。
— 中島敦 『文字禍』 青空文庫
舌の無い死霊に、しゃべれる訳がない。
— 中島敦 『文字禍』 青空文庫
「さては、死霊のするしわざか」 其のまわりには青い火がとろとろと燃えていた。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
作例 · 標準
ホラー映画では、復讐心に燃える死霊が登場することが多い。
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彼は、死霊に取り憑かれたかのように、いつも暗い表情をしていた。
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古い城には、かつてそこで亡くなった人々の死霊がさまよっているという噂がある。
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