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私領

しりょう
名詞
1
標準
private land
文例 · 用例
私領の荘園、牧場、そのほか所有権のあるものの証券も皆夫人の手もとへ置いて行くのであった。
須磨 源氏物語 青空文庫
しかるに昔時にありてはかかる事物みな国民中の一部に任してその私領となせり。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
「読み上げます」私領琉球国へ滞留罷在候異国人共之儀に付而者、追々|被仰達候御趣旨之旨、相心得致指揮、仏蘭西人者、無異議引払、英国人は未だ滞留いたし居候得共、国中一統人気も平常に帰し――「わしの禀申書ではないか」「はい」「それが、何うした?
直木三十五 南国太平記 青空文庫
名主文太夫は、野半天、割羽織に、捕繩で、御領私領の入れ交った十一か村の秣場を取り締まっているような人であった。
第一部上 夜明け前 青空文庫
あるところは尾州旗本領、あるところはいわゆる交代寄り合いの小藩なる山吹領というふうに、公領私領のいくつにも分かれた伊那地方が篤胤研究者の苗床であったのも、決して偶然ではない。
第一部下 夜明け前 青空文庫
従来、諸公役の通行と普通旅人の通行には荷物の貫目にまで非常な差別のあったものであるが、それらの弊習も改められ、勅使以下の通行に特別の扱いすることも一切廃止され、公領私領の差別なくすべて助郷に編成されることになった。
第二部上 夜明け前 青空文庫
此二人先年は余程の豪家にてありしとなり、其咄し承りしゆへ御代官を聞合せけれ共不知、私領なとにや又は巷説哉も不知。
木暮理太郎 紙魚こぼれ 青空文庫
何分、季氏はこのごろ専横で、魯の国をわが物顔に振舞って居られますし、それに、費邑は季氏の私領でございますので……」「2いや、この頃の季氏の専横は、全く言語道断じゃ。
下村湖人 論語物語 青空文庫
作例 · 標準
その広大な土地は、代々続く貴族の私領となっていた。
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公道から外れた私領に入り込むのは、所有者の許可が必要だ。
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彼らは、自分たちの私領を守るために、厳重な警備体制を敷いた。
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