貂
てん異読 テン
名詞頻度ランク #6829 · 青空 265 例
標準
Japanese marten (Martes melampus)
文例 · 用例
ランタンゆれてるそりだから、貂ははやしを出て見てる。
— 新美南吉 『そりとランターン』 青空文庫
と枇杷の宿にいすくまって、裏屋根へ来るのさえ、おっかなびっくり、(坊主びっくり貂の皮)だから面白い。
— 泉鏡花 『二、三羽――十二、三羽』 青空文庫
五月二十二日|旅順を発せさせ給ひ、三十日台湾|三貂角にて上陸せさせ給ふ。
— 森鴎外 『能久親王年譜』 青空文庫
繿縷をまとうた蘇武の目の中に、ときとして浮かぶかすかな憐愍の色を、豪奢な貂裘をまとうた右校王李陵はなによりも恐れた。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
そこで、莫大な金を出して、王鼎と冬貂を買い入れたが、買った晩に鼎が破れ、裘が焼けてしまった。
— 田中貢太郎 『虎媛』 青空文庫
おおよそのところ、きっと鼬か貂の類の獣だろう――それも普通見るものより大きい。
— THE CROOKED MAN 『曲れる者』 青空文庫
老いたる僧官達は紫天鵝絨の袍の領に貂の白き毛革を附けたるを穿て、埒の内に半圈状をなして列び坐せり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
桃色の変色してしまったのを重ねた上に、何色かの真黒に見える袿、黒貂の毛の香のする皮衣を着ていた。
— 末摘花 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
雪の上に残された小さな足跡を辿ると、茂みの陰に貂が隠れていた。
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「ほら見て、あそこの木の上で貂がこちらを窺っているわ」
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冬になると、貂の毛は美しい黄金色に変わり、冬毛として珍重される。
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標準
marten (any arboreal weasel-like mammal of genus Martes)
作例 · 標準
博物館の剥製展示で、テン属(貂)の動物の多様な種類を学んだ。
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「この毛皮の襟巻きは、高級な貂の皮で作られているそうです」
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夜の山道を車で走っていると、貂のような小動物が横切っていった。
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