我を折る
がをおる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to concede a point
文例 · 用例
その時、旧宿役人仲間でも一番年下に当たる蓬莱屋の新助が進み出て、これは宗太を出すにかぎる、宗太なら現に青山の当主であるからその人にさせるがいい、お師匠さまも自分の相続者までが病気と認めると聞いたら我を折るようになるだろうと言い出した。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
調印式さえすんだら、いくらわからない抗戦派でも我を折るだろう。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
「何だかごたごたして私には分りませんわ」とついに我を折る。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
彼の傲慢は、ただ内心に苦痛を感ぜしむるだけで、我を折る事が出来ぬ。
— 大隈重信 『列強環視の中心に在る日本』 青空文庫
ま、わしにまかせろ」 と、いったような調子で、いや応、云わせないし、事実、庄次郎も、女の欲しいことは山々だったので、「では、何分」 我を折ると、「娶うか。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
作例 · 標準
議論の末、彼が我を折って提案を受け入れた。
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お互いに我を折らなければ、この交渉はまとまらないだろう。
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自分の間違いを認め、彼は我を折って謝罪した。
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