意地を張る
いじをはる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to not give in
文例 · 用例
お父さまにもよくそう仰しゃって下さい」 こうなると、多年の功を積んだ岡っ引と、前髪のある若侍とは、まったく相撲にならないのは判り切っているので、長三郎も意地を張るわけには行かなくなった。
— 白蝶怪 『半七捕物帳』 青空文庫
闇太郎は、腕組をしたまま、「じゃあ、お初さん、どこまでも、お前は意地を張るつもりなんだね?
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
」「意地を張るというわけではないが、あきらめられなけりゃあ仕方がありませんよ」 闇太郎、慣れぬ問題だけに、当惑して、考え込んでいたが、ここで、癇癪を起してしまったら、相手はいよいよねじけるばかりであろう―― そして、自分が帰るとすぐに、三斎屋敷に駆け込むかも知れないのだ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
お初の奴が、片意地を張るにまかせて置きゃあ、あべこべにおめえが、どんなことになるかわかったものじゃあねえから、思い切って荒っぽく出てやったのよ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
世間に対抗して意地を張るからです。
— 豊島与志雄 『未亡人』 青空文庫
冬のプールを泳ぐぐらゐは意地を張るけれども、首を切られても歩いてみせるなどと、いくら僕が馬鹿でも、そんな意地は張らぬ。
— 坂口安吾 『五月の詩』 青空文庫
妙なところで意地を張る。
— 森本薫 『華々しき一族』 青空文庫
この傾向は、たまたま、フランスの女の神経に強く響くものとみえるのだが、さう云はれてみれば、たしかに、われわれ日本の男には、女性、特に、自分の所有物と考へてゐる女性に対して、一種の見栄のやうに「意地を張る」ところがある。
— ――宛名のない手紙―― 『日本人とは?』 青空文庫
作例 · 標準
素直に謝ればいいものを、つまらない意地を張ったばかりに、親友との仲がこじれてしまった。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
「本当は心細いくせに、そんなに意地を張らなくてもいいんだよ」と母は優しく声をかけた。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
彼は自分の間違いを薄々感づいていながら、同僚の前で意地を張って引こうとしなかった。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
意地を張って無理を通そうとした結果、プロジェクト全体に遅れが生じてしまった。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview