鎮火
ちんか
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
extinguishing
文例 · 用例
幸いに大雨でも降り出すか、あるいは川か海か野へでも焼け抜けてしまわない限り鎮火することは到底困難であろうと考えられる。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
アレヨアレヨといううちに西北の烈風に煽られて、見る間に数十町歩を烏有に帰したので、都の消防が残らず駈けつけるなぞ、一時は大変な騒ぎであったが、幸いに人畜に被害も無く、夜明け方に鎮火した。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
さしもの強風なりしかど、消防|力めたりしに拠りて、三十幾戸を焼きしのみにて、午前二時に※びて鎮火するを得たり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
しかもこうして密閉してしまえば、その一坑の焔さえも、やがて酸素を絶たれて鎮火してしまう。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
もうこれで鎮火してしまうまで発火坑には用はない。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
鎮火の進行状態は、技師の検定に委ねられた。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
そこで事務員の一人が鎮火状態を調べに向かわされた。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
それは鎮火状態を問合せに行った先程の事務員が、間もなく戻って来て、丸山と呼ぶその技師が、何者かに殺害されたことを報告したのであった。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
作例 · 標準
消防隊の懸命な消火活動により、火は鎮火(ちんか)した。
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万が一の火災に備え、消火器の点検と鎮火(ちんか)訓練を行った。
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幸いにも、火元はすぐに発見され、小規模なうちに鎮火(ちんか)できた。
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