珍貨
ちんか
名詞
標準
unusual item
文例 · 用例
此等の歸化人は海外に派遣せらるゝ際、朝廷より貿易に關する御趣意を承つて、海外から珍貨を齎らし、若しくは技人を召しつれ歸るべき任を帶びて行く。
— 内藤湖南 『聖徳太子』 青空文庫
とんちんかんな事だらけで、可笑しくもないのに笑ったり何かしているのだ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
お前ならとんちんかんな事はしないから。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
北から冷たい風が来て、ひゅうと鳴り、はんの木はほんとうに砕けた鉄の鏡のようにかがやき、かちんかちんと葉と葉がすれあって音をたてたようにさえおもわれ、すすきの穂までが鹿にまじって一しょにぐるぐるめぐっているように見えました。
— 宮沢賢治 『鹿踊りのはじまり』 青空文庫
北から冷たい風が来て、ひゆうと鳴り、はんの木はほんたうに砕けた鉄の鏡のやうにかゞやき、かちんかちんと葉と葉がすれあつて音をたてたやうにさへおもはれ、すすきの穂までが鹿にまぢつて一しよにぐるぐるめぐつてゐるやうに見えました。
— 宮澤賢治 『鹿踊りのはじまり』 青空文庫
三十分を経たらんには、この書信は毎晩社の楼上なる担当記者の掌に落ちんか。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
なるほどそう言えば、私が話しかけてもとんちんかんな受け答えばかししていたのは、いつものこととはいいながら、ひとつにはやはりそのせいもあったのかも知れない。
— 織田作之助 『天衣無縫』 青空文庫
このあいだ、ひとりで退屈まぎれに火箸の曲ったのを直そうと思ってかちんかちん火鉢のふちにたたきつけていたら、あなた、女房が洗濯を止し眼つきをかえて私の部屋へかけこんで来ましてねえ、てっきり気ちがいになったと思った、そう言うのですよ。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
作例 · 標準
骨董市で、貴重な珍貨(ちんか)を見つけるのが彼の趣味だ。
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この博物館には、世界中から集められた珍貨(ちんか)が展示されている。
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彼の所有する美術品は、どれも高価な珍貨(ちんか)ばかりだった。
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