内苑
ないえん
名詞
標準
inner garden
文例 · 用例
それで町の有志ともはかって、十万円ばかりの余算で、内苑外苑からすっかり改築して、伊勢まで行かれない人々は、此処へ来て、お参〔以下欠〕 四月二十七日 今日大学の大通りを散歩して、計らずも、久しい間求めて居たリビングストン伝を見出す事が出来た。
— 宮本百合子 『日記・書簡』 青空文庫
名所旧跡も此処だけはといふので、今は公園になつてゐる旧王城の内苑に杖を曳き入れた。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
外苑は方四十フィート、そのほかに二つの内苑があります。
— GULLIVER'S TRAVELS 『ガリバー旅行記』 青空文庫
そして、手の方の踏台を屋根越しに高く持ち上げ、第一の内苑と第二の内苑の間にある、幅八フィートの空地へ、そっとおろしました。
— GULLIVER'S TRAVELS 『ガリバー旅行記』 青空文庫
ただ紫禁城の内苑に、今を盛りの芍薬の花が黄に紅に咲いているばかり。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
……仏眼金輪五壇の法、一字五反孔雀経、七仏薬師燃盛光、烏芻沙摩変成男子の法、五大虚空蔵、六観音、六字|訶臨訶利帝母、八字文殊|普賢延命、護摩の煙りを内苑に満たせ、振鈴の音を掖殿に響かせ、祈り立て祈り立てしている筈じゃ。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
しかし、伊勢の大神宮様の内苑は、森厳にして犯すべからざるものがあるのに、このお寺の中の賑やかなこと。
— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「われわれが国をさわがすので、つねにこうまで、み心にかけておられるのか」 彼はすばやく短刀をぬいて「山東宋江」の四字だけを切り取り、さっと内苑から姿をくらまして、元の酒楼へと帰って来た。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
皇居の内苑は、一般には公開されていない神聖な場所だ。
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かつての貴族の屋敷には、美しい内苑が造られていた。
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内苑を散策すると、心が落ち着くような気がした。
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