香る
かおる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞頻度ランク #39701 · 青空 110 例
標準
to smell sweet
文例 · 用例
水の色、香る泡沫、眉引のをさな月夜をああ、誰か、影にうかがふ。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
』 大地は黒く汝のために香る。
— 富岡誠 『杉よ! 眼の男よ!』 青空文庫
――双頬、この時愈々ほのぼのと美しく紅を散らして、匂やかな風情の四肢五体、凛然として今や香気を放ち、紫紺絖小姓袴に大振袖の香るあたり、厳寒真冬の霜の朝に咲き匂う白梅のりりしさも、遠くこれには及ばない程のすばらしさでした。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
パリス (廟の前へ進みて)なつかしい花の我妹子、花を此新床の上に撒いて……あゝ、天蓋は石や土塊……其撒いた草花に夜毎に香る水を注がう。
— ROMEO AND JULIET 『ロミオとヂュリエット』 青空文庫
そびゆる山は英傑の跡を弔ふ墓標、音なき河は千載に香る名をこそ流すらむ。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
松太郎は、何がなしに生甲斐がある様な気がして、深く深く、杉の樹脂の香る空気を吸つた。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
松太郎は何がなしに生き甲斐がある樣な氣がして、深く深く、杉の樹脂の香る空氣を吸つた。
— 石川啄木 『赤痢』 青空文庫
北海道あたりの、アカシヤの香る並樹道を一人できままに歩いてみたいものなり。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
春の訪れとともに、庭のジンチョウゲが甘く優しく香るようになった。
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彼女が身にまとう香水は、決してきつくなく、ふわりと上品に香るのが魅力的だ。
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焼きたてのパンの香ばしい香りが、早朝のキッチン中に心地よく香る。
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「わあ、この花の香り、すごく癒されるね!」「本当だ、風に乗ってどこまでも香るみたいで、散歩が楽しくなるよ。」
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