蒸ける
ふける
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #31805 · 青空 4 例
標準
to become ready to eat (as a result of steaming)
文例 · 用例
そのおかげで私は電車の中で難解の書物をゆっくり落ち付いて読みふける事ができる。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
夜がふけるに従って、頭の上では、星が切れるように冴えかえった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
「俺ゃ、まだ起られねえ」 晩が来ると、夜がふけるのを待たずに呉は出発した。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
』『もうよそう、あまりふけるから。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
歌女寿の家では夜がふけると、暗い稽古舞台の上で誰ともなしにとんとん足拍子を踏む音が微かに聞えるという薄気味の悪い噂が立った。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
夜ふけるまで隣の室で低い話し声が聞こえていました。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
ウィリアム・ジェームスの心理学の中に「音楽の享楽にふける事でさえも、その人が自分で演奏者であるか、あるいはその音楽を純理知的に受け入れるほどに音楽的の天賦を有するのでなければ、その人の人格をゆるめ弱めるという結果を生ずるだろう。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
十五日の晩は雨でお流れになるかと思ったらみんな本館の大広間へ上がって夜ふけるまで踊り続けていた。
— 寺田寅彦 『沓掛より』 青空文庫