両端
りょうたん異読 りょうはし・りょうはじ
名詞頻度ランク #20160 · 青空 562 例
標準
both ends
文例 · 用例
甲府盆地の方向から、富士川下流の方へと両端を垂下して、陰鬱なる密集状態を作っているところは、まさに来らんとする雷雨を暗示している。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
私が薬師岳で観察した所に依ると、凡べてのカアル皆然りとは言われないが、カアルの初期は、雪が横一文字に堆くなっているに過ぎないが、その両端の垂下力が遅く、中央が速いためか、第二期には三日月形に歪み、更に拡大して勾玉形になって来ている。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
そうなると両端から包囲するように、中央部までを喰い取って刳るから、一方の外壁を残して一方を欠いた噴火孔のようになる。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
その数々の線の一つずつには、線の両端に居る人間の過去現在未来の喜怒哀楽、義理人情の電流が脈々と流れている。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
また鵜やかいつぶりの卵などはほとんど両端の丸みが同じで楕円形をしている。
— 寺田寅彦 『卵の形』 青空文庫
この灯の構造を簡単に云えば、長い硝子管内の空気を大部分抜いて稀薄にし、その両端に挿し込んだ電極から電流を通じて管内の空気を光らせるに過ぎぬ。
— 寺田寅彦 『ムーア灯』 青空文庫
これは長いガラスの管の両端に電極を付け、一端にある小さい壺に水銀を入れ中の空気を抜いたものに過ぎぬ。
— 寺田寅彦 『ランプのいろいろ』 青空文庫
実山の高さが見るものの心積りの高さにかなりの相違があっても、全然見るものの心積りを根底から破却し去らない限り、そこに観念なるものと実在なるものと比較し得られる桟はしがあってその上に立ち見るものをして両端の距りを心測して愕きの妙味を味い得しめるよすががある。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
作例 · 標準
両端を引っ張って、布をしっかりと伸ばしてください。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
このトンネルは、両端に料金所が設置されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
議論は両端の意見が対立し、なかなかまとまらなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
double-mindedness
作例 · 標準
彼の言動には両端が見られ、本心が読み取れなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
大切な決断の前に、両端に陥ることなく冷静でいたい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
両端の心持ちでは、成功は望めないだろう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash