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玄関口

げんかんぐち
名詞
1
標準
entrance door
文例 · 用例
朝田は玄関口へ廻る。
国木田独歩 恋を恋する人 青空文庫
ピアノを外套掛けと並べて玄関口に据えるなぞはいかがなものでしょう。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
――これが玄関口から入ったら、あるいはこうはなかったろう。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
じゃあ、行って来ます」 松吉は縁さきから庭に降りて、表の玄関口へまわったかと思うと、やがて聞き慣れない男の声がきこえるので、半七は暫く耳を澄ましていたが、ふと思い当ることがあったので、続いて表へ出て見ると、そこには松吉と案内者の友吉のほかに、小作りの若い男が立っていた。
十五夜御用心 半七捕物帳 青空文庫
と云うのは、彼女が若しも其処の甃石の中から突然せり上って来て歩き出したのでもない限り、そのあたりは恰度××ビルディングの普請場の板囲が続いているところだったので、彼女がそうした工合に意気揚々と立ち出でそうな玄関口なぞは一つもなかったのだから。
渡辺温 青空文庫
それは僕の室から程近い玄関口の方に当って時折、するどく、けれども何となく物悲しい余韻をひびかせて、犬が吠え立てるのであって、僕はあまり雨降りの夜に犬の吠声を聞いた事がなかったもので(むろんそれは人通りの少い故にもよるのだろうが)――ちょっと訝しく思ったのでした。
渡辺温 象牙の牌 青空文庫
何か足が重く、心が後へ残るのだったが、わざと銀子のことを考えたりして、玄関口へ出た。
徳田秋声 縮図 青空文庫
車から卸され、狭い路次を二人の肩にもたれ、二階へ上がろうとする途端に、玄関口に立っている、妹の痩せ細った蒼い顔がちらと目につき、口を動かそうとしたが、声が出ず、そのまま段梯子を上がって奥の三畳に寝かされた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
作例 · 標準
玄関口に誰か立っているようだ。
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彼は玄関口でコートを羽織り、出かけた。
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泥棒は、鍵のかかっていない玄関口から侵入した。
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2
標準
gateway (to a region, etc.)
作例 · 標準
この港は、アジアへの玄関口として栄えてきた。
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成田空港は、日本の玄関口として多くの旅行者を迎える。
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その都市は、アルプス山脈の壮大な自然への玄関口となっている。
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