腰
ごし
名詞-接尾辞頻度ランク #3062 · 青空 18760 例
標準
posture
文例 · 用例
やがて中の一人が、「云ふことは分らないから、一つ農学士様の話す様子を見てやらう」といふことになり、「なんだい、まるで腰抜みたいぢやないか。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
僕の直ぐ隣にはばかに肥つた男がゐて、僕は追ひ詰められたやうになつて腰掛けてゐる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
その赤坊の真ん前に腰掛けてゐるのは女の先生で、尤も先生だといふことは翌朝になつて分つたので、一寸見た所では薬専か歯科医専の生徒だらうと思はれた。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
土は湿つてゐて、腰を下ろすことは出来ない。
— 中原中也 『深夜の峠にて』 青空文庫
やがて最初に目に入つた玉屋に這入ると、部屋は明るくガランとしてゐて、温室のやうだつた、客の腰掛場になつてゐる、畳二枚を縦に並べた場所の、その中程に置かれた火鉢には其処の主人が如何にも睡げによつかゝつてをり、お主婦さんも割烹着を着たまゝ火鉢で手をぬくめてゐた。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
私は前夜の飲過ごしでぐつたりして、少し卓子の割合には高過ぎる椅子に腰掛けて、煙草を喫つたり本を読みかけてみたり、と、急に思ひ出して此の日頃方々で受取つた名刺の整理をしたり、――要するに何の野心もなく、その日第一回の食事を済ましたばかりのところであつた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
その一つに繻絆一枚で腰掛けて老人の読んでゐた新聞に、三十何年とか撒水車を挽いてゐるといふ男の笑つて汗を拭いてゐる写真が通りがかりに見えた。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
そのとどまる所を知らず――といふところです、をつホホホホ……」そして彼が上り口に腰掛けようとするのを見ると、「ま、まあ、お上んなさい」と云つた。
— 中原中也 『古本屋』 青空文庫
作例 · 標準
相手の勢いに飲まれて、思わず引け腰になってしまった。
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逃げ腰にならず、正面から困難な課題に向き合う姿勢が大切だ。
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彼はどんなに地位の高い相手にも、常に低い腰で接する人格者だ。
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