日本間
にほんま
名詞
標準
Japanese-style room
文例 · 用例
この、半ば西洋づくりの構は、日本間が二室で、四角な縁が、名にしおうここの名所、三湖の雄なる柴山潟を見晴しの露台の誂ゆえ、硝子戸と二重を隔ててはいるけれど、霜置く月の冷たさが、渺々たる水面から、自から沁徹る。
— 泉鏡花 『鷭狩』 青空文庫
そうして次に今一つある西洋間の青い扉の前を素通りにして一番向うの廊下の端にある日本間の障子に手をかけた。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
下は日本間になつてゐて、二階は画室になつてゐた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
控室は二十畳敷くらいの広い明るい日本間で、もう七、八人、受験生が来ていた。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
金襖の一ばんいい日本間で、兄たちは、ひつそりお酒を飲んでゐた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
日本間にすれば、三、四十畳も敷けそうなサロンに、この天気の悪いのにお客が十人近く集まっていた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
多鶴子は女中に命じて、豹一を応接間に案内させると、階下の日本間にいる母親のところへ顔を出した。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
ボーイ長は、足がきかないので、日本間の方に三人は通された。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
作例 · 標準
旅館の客室は、広々とした日本間で、窓からは美しい庭園が見える。
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彼女は、自宅のリビングを日本間のように畳敷きにリフォームした。
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来客のため、祖母が大切にしている日本間に布団を敷いた。
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