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床の間

とこのま
名詞頻度ランク #36816 · 青空 1829
1
標準
tokonoma
文例 · 用例
娘さんは私の背後で床の間を拭きながら、ええ、惡くなつた。
太宰治 九月十月十一月 青空文庫
或るおでんやの床の間に「忍」という一字を大きく書いた掛軸があった。
太宰治 横綱 青空文庫
床の間の掛軸の話を一寸してから、兄は「此の頃は患者が多くつて随分労れるでせう」と言つた。
中原中也 耕二のこと 青空文庫
父は私と反対の方の、床の間の方に顔をグツと向けた。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
台所に杯盤の音、戸口に見送りの人声、はや出立たんと吸物の前にすわれば床の間の三宝に枳殻飾りし親の情先ず有難く、この枳殻誤って足にかけたれば取りかえてよと云う人の情もうれし。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
床の間を見ると贋物の不折の軸が懸かつて居る、その五言の漢詩の結句が「枕を拂つて長夜に憐む」といふのであつたのは偶然である。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
床の間と畳とは二元的対立を明示していなければならない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
室全体の畳敷に対して床の間の二元性が対立の力を減ずるからである。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
作例 · 標準
床の間に掛けられた山水画が、部屋全体に厳かな雰囲気を与えている。
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和室を掃除するときは、まず床の間の置物を丁寧に拭くことから始める。
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最近の住宅では床の間がない家も増えたが、やはり和の心を感じる場所だ。
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ウィキペディア

床の間(とこのま)とは、日本の住宅のうち格式を高めた客間などに設けられる一定の空間。正しくは「床(とこ)」で、「床の間」は俗称とされる。

出典: 床の間 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0