幻辞.com

洋室

ようしつ
名詞
1
標準
Western-style room
文例 · 用例
去年はアパートの五階に住み荒漠たる洋室の中壁に寢臺を寄せてさびしく眠れり。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
訪ふものは扉を叩つくしわれの懶惰を見て憐れみ去れども石炭もなく煖爐もなく白堊の荒漠たる洋室の中我れひとり寢臺に醒めて白晝もなほ熊の如くに眠れるなり。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
前に事務用卓子を置いてあるきりで、装飾とては一つもない十畳程の洋室には、三月の朝の日ざしが麗しく窓を通して、斜な光を投げて居た。
平出修 瘢痕 青空文庫
「こちらどす」 おかみに教えられて、洋室になっている部屋のドアをひらいてはいると、客はもうベッドの中へ一人もぐり込んでいて、千枝子の顔を見ると、「君、そこのマッチ取ってくれ」 テーブルの上のマッチを持ってベッドに近づくと、客はいきなりはね起きて、ものも云わずに千枝子を抱きすくめた。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
和やかな食事がすんでから、銀子は三人を三階の洋室へ案内したが、そこからは湖水が一目に見え、部屋も加世子の気に入った。
徳田秋声 縮図 青空文庫
葉蔵を早くここへ呼びなさい」 また一方、自分は、下男や下女たちを洋室に集めて、下男のひとりに滅茶苦茶にピアノのキイをたたかせ、(田舎ではありましたが、その家には、たいていのものが、そろっていました)自分はその出鱈目の曲に合せて、インデヤンの踊りを踊って見せて、皆を大笑いさせました。
太宰治 人間失格 青空文庫
西洋室の二方にはライブラリ型の棚があり、其処には和洋雑多な書籍が詰っていた。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
れいの番頭さんに引率されて僕たち五人は薄暗い廊下を二曲りもして、風通しのよい洋室に案内された。
太宰治 正義と微笑 青空文庫
作例 · 標準
新しいアパートは、寝室が洋室でリビングが和室という間取りだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
このホテルには、シングルベッドの洋室とツインベッドの洋室がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供部屋を、畳からフローリングの洋室にリフォームした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash