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尾筒

びとう
名詞
1
標準
tail covert (of a bird)
文例 · 用例
風切りの黒と、尾羽根の黒との間にちらちらと、下尾筒の雪白の毛が隠見する。
高村光太郎 木彫ウソを作った時 青空文庫
これは鯛の目の端に曲尺を当て、尾筒のところの鱗三枚を余して魚の体長をはかるのであった。
佐藤垢石 にらみ鯛 青空文庫
ところが、吾妻川の上流である大前、大笹、鹿沢あたりで漁れる山女魚は、頭から尾筒に至るまで、むっちりと肥って、触れれば体温でもありそうだ。
佐藤垢石 魔味洗心 青空文庫
殊に背の鱗は青銀色に、腹の方の膚は白銀色に、体側には両面の肩から尾筒に至まで、朱く輝く瑠璃色の斑点を鏤めたように浮かせ、あまたの魚類のうちで岩魚は、まれに見るおしゃれであるのである。
佐藤垢石 岩魚 青空文庫
丈高く肥え太り、鬣荒く尾筒長く、生月、磨墨、漢の赤兎目もこれまでであろうと思われるような、威風堂々たる逸物であったが、岡郷介は驚きもせずひらりとばかり跨るとタッタッタッタッと馬場を廻る。
国枝史郎 郷介法師 青空文庫
「からすかんざえもんは くろいあたまをくうらりくらり、 とんびとうざえもんは あぶら一|升でとうろりとろり、 そのくらやみはふくろうの いさみにいさむもののふが みみずをつかむときなるぞ ねとりを襲うときなるぞ。
宮沢賢治 かしわばやしの夜 青空文庫
「からすかんざゑもんは くろいあたまをくうらりくらり、 とんびとうざゑもんは あぶら一升でとうろりとろり、 そのくらやみはふくろふの いさみにいさむものゝふが みゝずをつかむときなるぞ ねとりを襲ふときなるぞ。
宮沢賢治 かしはばやしの夜 青空文庫
痩せに痩せた干瓢、ひょろりとある、脊丈のまた高いのが、かの墨染の法衣の裳を長く、しょびしょびとうしろに曳いて、前かがみの、すぼけた肩、長頭巾を重げに、まるで影法師のように、ふわりふわりと見えます。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
作例 · 標準
あの鳥は尾筒の羽が鮮やかな青色で、とても美しい。
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雄鳥は求愛の際に、膨らませた尾筒を広げて雌鳥にアピールする。
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尾筒の形状や色は、鳥の種類を識別する重要な手がかりとなる。
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2
標準
tail pipe (of a turbine)
作例 · 標準
水力発電所のタービンには、放水用の尾筒が取り付けられている。
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尾筒を通る水流が、タービンを効率よく回転させる。
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エンジンから伸びる尾筒の先から、白い煙が勢いよく噴き出した。
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3
標準
receiver (of a rifle)
作例 · 標準
猟銃の尾筒には、発射機構が組み込まれている。
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尾筒は銃の重要な部分であり、銃身と機関部を接続する。
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銃器のメンテナンスでは、尾筒の内部も丁寧に清掃する必要がある。
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