強暴
きょうぼう
形容動詞名詞
標準
brutality
文例 · 用例
」 彼等の胸は、強暴な思想と感情でいっぱいだった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
胸には強暴な思想と感情がいっぱいになっていた。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
二三日するとニコリフスクの方面から一団の暴徒が来て、忽のうちに家を焼き人を殺し強暴のありだけを尽した。
— 田中貢太郎 『警察署長』 青空文庫
強く、いや強暴になりたかった。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
源吉はさうやつてゐるうちに、妙に強暴な氣持になつてゐた。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
「強暴と云う事は決して芸術のつき物ではない。
— 大杉栄 『新しき世界の為めの新しき芸術』 青空文庫
しかるに講和条件は明かにこれを裏切って、現に独逸人その物を極度に敵視し、あらゆる強暴苛酷な条件を以て七重八重は疎か、十重二十重にその未来の発展を阻害しようとのみ計っています。
— 与謝野晶子 『非人道的な講和条件』 青空文庫
外部からの強暴な敵(私は病気をも外部と感ずる)と戦ってデスペレートな私は、内部よりの敵(彼女の変心)に遭って根本的に敗れてしまった。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫