易学
えきがく
名詞
標準
study of divination
文例 · 用例
もとの主人が易学を心得ていたので、その道のことも少しは聞きかじっていた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
その先生は観相もやるし、仏典にも通じている、易学なぞは大家だというんだがね。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
左膳は当時の大儒|室鳩巣の門下で、代講までするほどの高弟であったが、中途から易学に凝り出し、易、人相、手相などを研究していた。
— 菊池寛 『奉行と人相学』 青空文庫
由良はこういう狂人になる素質の人物が易断をするのは、常人よりもよく適中するにちがいないと思ったので、あなたの易学は多分自分は常人よりも正確なように思うと云うと、紳士は喜ばしそうに勢い込んでまた易の話をし始めた。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
医学的に云えば、此の温泉の湯は先ず第一に皮膚病、殊に癩病に良く、次には脳病、糖尿病、という順序であるが、しかし、それなら果してそれら尽くの病体に必ず効いて快癒するものかどうかとなると、この一番に人体にとって重要なことは、易学でなければ絶対に分らない。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
それでとうとう砲術の研究はやめてしまって易占へ這入って来たのだが、科学的限界の効用というものは、易学の限界効用に較べたら、およそ赤児のごとく貧弱極るものだ。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
彼はずっと後にある若い易の研究者を、しばしば訪れたものだったが、その方により多くの客観性のあるのに興味がもてたところから、自身に易学の研究を思い立とうとしたことさえあったが、老法師のその場合の見方も外れてはいなかった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
当時易学で名高かったのは、新井白峨と平沢左内、加藤左伝次は左内の高弟、師に譲らずと称されていた。
— 国枝史郎 『銅銭会事変』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年、易学を深く研究し、その奥深さに魅了されている。
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祖父は若い頃、中国の古典を学ぶ中で易学に触れ、人生の指針としていたという。
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現代科学では説明できない現象も多いが、易学は古くから人々の精神的な支えとなってきた。
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