官名
かんめい
名詞
標準
official position or title
文例 · 用例
官名なんぞも古いのを使つた。
— 森鴎外 『歴史其儘と歴史離れ』 青空文庫
呼び出して泊まりに行くことを紀伊守に言うと、承知はして行ったが、同輩のいる所へ行って、「父の伊予守――伊予は太守の国で、官名は介になっているが事実上の長官である――の家のほうにこのごろ障りがありまして、家族たちが私の家へ移って来ているのです。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
位記や官名を持つた人だちのためには、別に設けられた席などもあつて、あの肥つた大納言夫妻の姿も常にそこに見られた。
— 田山花袋 『道綱の母』 青空文庫
名刺には田舎の村長を驚かすに足る官名が書いてあつた。
— 田山花袋 『ある僧の奇蹟』 青空文庫
明治十九年には朝野の顕官名士を賛成者として、“演劇改良会”なるものがすでに発企されていた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
第二の要件たる字句の校定は、本文即ち地名官名人名等の考證と相待つて爲さざるべからざる者多く、單獨に各本の※異を列擧せんことは、益少きを以て、後段に合併して、此には省略することゝし、今はたゞ已に掲げたる本文が、元槧明修本を本として、一二乾隆殿板本を參照せる者なることを告白するに止むべし。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
(以上明治四十三年六月「藝文」第壹年第參號) 次に官名に就て述ぶべし。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
爾支 隋書、北史に擧げたる我國の官名に、伊尼翼あり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
作例 · 標準
平安時代の官名には、現代の役職名とは異なる独特の響きがある。
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彼の官名は「左大臣」で、朝廷において非常に高い地位にあった。
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歴史書には、多くの貴族たちの官名が詳細に記録されている。
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