爵位
しゃくい
名詞
標準
peerage
文例 · 用例
勲功によって貴族に列せられようという内意があったが辞退したので、爵位はその夫人に授けられ、夫人からその一人息子の John James Strutt(一七九六―一八七三)に伝えられた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
先方も爵位を持っているほどの人物だから……」と話しあっている中に文彦は雲の間から何やら認めて、「おや、」と早速双眼鏡を取り出して見たが、「月だ!
— 押川春浪 『月世界競争探検』 青空文庫
部下の諸将がつぎつぎに爵位封侯を得て行くのに、廉潔な将軍だけは封侯はおろか、終始変わらぬ清貧に甘んじなければならなかった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
否、死んでも銅像や記念碑、爵位勲等、生花、放鳥又は坊主の頭数、会葬者の人数、死亡広告の大きさやお墓の高さなぞに取り付いて行こうとするのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
王は曾が平生爵位を売り、名を鬻ぎ、法を枉げ、権勢を以て人の財産を奪いなどして得た所の金銭は幾何であるかということを詮議さした。
— 田中貢太郎 『続黄梁』 青空文庫
僕はね、爵位と、君があの高慢な嚊々とを棄てたというので、すべての罪を償うて余あるもんだと思う。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
「爵位があるから、貴族だというわけにはいかないんだぜ。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
爵位が無くても、天爵というものを持っている立派な貴族のひともあるし、おれたちのように爵位だけは持っていても、貴族どころか、賤民にちかいのもいる。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
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爵位 とは、主に古代から中世にかけての国家や現代における君主制に基づく国家において、貴族の血統による世襲または国家功労者への恩賞に基づき授与される栄誉称号のことである。
出典: 爵位 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0