杓
しゃく異読 シャク
名詞頻度ランク #30091 · 青空 74 例
標準
ladle
文例 · 用例
さうして眞黒の群衆が、何十萬とも數知れずに押し合ひながら、お玉杓子のやうに行列して居る。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
或る時、女中が杓文字の影を壁に映した。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
犬つころの悪魔の杓子野郎が、と彼女はわめいた。
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
「悪魔の杓子野郎つたら、逃がしはしないから!
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
杓子野郎は振返つてみるとこの有様なので、――ここぞとばかり彼は思つて、直ちに跳んで返した。
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
あなたはあの杓子の牡兎にお遇ひなりはしませんでしたか?
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
さう云ふ貴重な水なれば、子等が飲むのには柄杓に二杯も飲ませはする。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
そこで、子等は柄杓に一杯又は二杯の生ぬるい水を、一息に呷つた後で、尻をペタ/\と叩かれるのである。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
標準
wild chervil (Anthriscus sylvestris)