狐
きつね異読 けつね・きつ・キツネ
名詞頻度ランク #15079 · 青空 5071 例
標準
fox (esp. the red fox, Vulpes vulpes)
文例 · 用例
これをもひとめ見た印象で言わせてもらえば、シューベルトに化け損ねた狐である。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
馬場の蒼黒い顔には弱い西日がぽっと明るくさしていて、夕靄がもやもや烟ってふたりのからだのまわりを包み、なんだかおかしな、狐狸のにおいのする風景であった。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
我々の遠い先祖は、冬の来る前に穴を掘り、熊や狐やの獣と共に、小さくかじかまつて生きたへて居た。
— 萩原朔太郎 『冬の情緒』 青空文庫
」ヘー有難うこれから当世白狐伝を御覧に入れる所なり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
眉間には狐疑の深い皺がきざみ込まれ、小さい灰色の眼には淺間しい殺意が燃え、眞蒼な頬は威嚇の怒りに震へて、黒ずんだ薄い唇は嫌惡と侮蔑にひきつつたやうにゆがんでゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
一日兎は森に這入つて行つた、牝狐を訪ねる算段で。
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
彼が森の径を巡つてゐる時、牝狐は家で囲炉裡にあたつてゐた。
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
仔狐達は窓の近くで遊んでゐた。
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
作例 · 標準
深夜、車のライトに照らされた狐が、道を横切っていった。
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雪の上には、狐の足跡がくっきりと残っていた。
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子供の頃、森で狐に出会ったことがある。
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標準
fox (i.e. a sly person)
作例 · 標準
彼は交渉の場では、まるで狐のように抜け目がない。
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あの手この手で相手を騙そうとするなんて、本当に狐みたいなやつだ。
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「あの政治家は、なかなか手ごわい狐だよ。」と父が言った。
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標準
soba or udon topped with deep-fried tofu
作例 · 標準
冷えた体には、温かいきつねうどんが一番だ。
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昔ながらの蕎麦屋さんで、大きな油揚げが乗ったきつねを注文した。
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子供は甘いきつねの油揚げが大好きだ。
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標準
light brown
作例 · 標準
彼女の髪は、陽の光に当たると美しいきつね色に見えた。
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焼きあがったパンは、食欲をそそるきつね色をしていた。
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この革製品は、使い込むほどに深いきつね色になるのが魅力だ。
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