老梅
ろうばい
名詞
標準
old plum tree
文例 · 用例
水枯れし小川の岸に幾株の老梅並び樹てり、柿の実、星のごとくこの梅樹の際より現わる。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
四面みな梅、多摩川其の中を貫きて、一村みな梅、老梅も多し。
— 大町桂月 『久地の梅林』 青空文庫
其他みな老木にて、恰も老梅共進會の觀あり。
— 大町桂月 『越ヶ谷の半日』 青空文庫
窓をひらけば、月は老梅の梢に在り。
— 大町桂月 『月譜』 青空文庫
老梅などに見る樣に半ばは幹の朽ちてゐるものもあつた。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
老梅などに見る様に半ばは幹の朽ちているものもあった。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
老梅が咲き満ちてゐた、しづかに、しづかに、野の聖のやうに(廿二日)。
— 種田山頭火 『道中記』 青空文庫
石地蔵尊、その背景をなしてゐた老梅はもう枯れてしまつて花木が植ゑてある、こゝも諸行無常を見る、一句手向けよう。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
その神社には樹齢数百年という見事な老梅があり、春には多くの参拝者が訪れる。
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水墨画に描かれた老梅は、ごつごつとした幹と可憐な花の対比が美しい。
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彼は庭の老梅を眺めながら、過ぎ去りし日々を静かに思い出していた。
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