獄舎
ごくしゃ
名詞
標準
prison (building)
文例 · 用例
伴天連らしきものとして長崎の獄舎に置かれたのである。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
日が暮れて、訊問もおわってから、白石はシロオテをその獄舎に訪れた。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
ひろい獄舎を厚い板で三つに区切ってあって、その西の一間にシロオテがいた。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
第一にかれを本国へ返さるる事は上策也(此事難きに似て易き歟) 第二にかれを囚となしてたすけ置るる事は中策也(此事易きに似て尤難し) 第三にかれを誅せらるる事は下策也(此事易くして易かるべし) 将軍は中策を採って、シロオテをそののち永く切支丹屋敷の獄舎につないで置いた。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
獄舎の中に、自らを殺すべき道具のなかったことにもよろう。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
飲み直そう』と云うた時には大分青くなっておった奴が居たようであったが、その進藤と、頭山満と自分と三人は並んで県庁の裏の獄舎で木馬責めにかけられた。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
獄舎にいる間には副食物に時々|魚類が付く。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
そのうちに西南の戦雲が、愈濃厚になって来たので、県当局でも万一を慮ったのであろう、頭山、奈良原を初め、健児社の一味を尽く兵営の中の営倉に送り込むべく獄舎から鎖に繋いで引出した。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
彼は罪を償うため、冷たい獄舎の中で長い年月を過ごした。
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過去の歴史には、政治犯が収容された地下の獄舎の記録が残る。
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その国の獄舎は、常に満員で劣悪な環境だと報じられている。
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