真箇
しんこ
形容動詞名詞副詞
標準
real
文例 · 用例
網元の主人は非常に喜んで、出産の日を待っていたが、米の妊娠は真箇の妊娠でなくて、病名も判らない奇病であった。
— 田中貢太郎 『妖蛸』 青空文庫
その火葬場へは、米の弟の新吉と云うのも来ていたが、それは真箇の弟でなしに、米がまだ歌妓をしていた時からの情夫で、土地の人から達磨の新公と渾名せられている浪爺であった。
— 田中貢太郎 『妖蛸』 青空文庫
』 又見上げ見下して、『真箇に下駄で行くのですかい?
— 石川啄木 『道』 青空文庫
「待て待て、崎の浜の鍛冶屋の婆じゃの、海鬼じゃの、七人|御崎じゃの、それから皆がよく云う、弘法大師の石芋じゃの云う物は、皆|仮作じゃが、真箇の神様は在るぞ」 総之丞は眼を円くした。
— 田中貢太郎 『海神に祈る』 青空文庫
「なに、おとのさま」「二十人も三十人も馬に乗って、氏神様のお神行のようじゃ」「藩公が来られたか」「はんこうか、鮟鱇か知らんが、高知の城下から来たそうじゃ」「真箇か。
— 田中貢太郎 『海神に祈る』 青空文庫
真箇ならお出迎いをせんといかんが」「早川さんが、早く往って呼うで来いと云うたよ、早川さん、歯の脱けた口をばくばくやって、周章てちょる」「くだらん事を云うな」 権兵衛は叱りつけておいて陸の方へ急いだ。
— 田中貢太郎 『海神に祈る』 青空文庫
宅悦は真箇のことを云わなくてはならなかった。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
「これこそ真箇の婿だ、女もまた神だ、沒くなって二十三年も経って、生きた人と交往していた」 そこで王妃は道度を※馬都尉にし、金帛車馬を賜うて本国の隴西へ帰らした。
— 田中貢太郎 『黄金の枕』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言葉は真箇(まこと)に響き、人々の心を打った。
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この歴史的発見は、長年の疑問に対する真箇な答えを示した。
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「その話は真箇(まこと)なのか?信じがたい。」
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