三冬
さんとう
名詞
標準
three winter months
文例 · 用例
Sがたんせいして世話したおかげで無事に三冬を越したのが三尾いた。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
すると僧は、顔色一つ動かさず、「枯木寒巌に倚る、三冬暖気無し」と言い放ちました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
汝は三冬にも其色を変へねば我も一条に此心を移さず。
— 幸田露伴 『二日物語』 青空文庫
三冬の嚴寒に屈ませられた生物は、來復の時に遇つて皆爭つて萌え出で動き出で、草木より蟲豸に至るまで盡く活氣に充ちる。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
三冬を蟄すれば、天狗恐ろし。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
三冬(初冬、仲冬、晩冬)の厳寒に屈ませられた生物は、再び春に遇って皆争って萌え出で動き出し、草木から虫に至るまで尽く活気に充ちる。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
俳句にては霜は三冬に通じて用うれど晩秋にはこれを用ゐず。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
先去冬甚あたたかに、三冬雪を見ず、夫にしては春寒ながく候ひき。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
昔の人は、三冬の寒さを乗り越えるために様々な工夫を凝らした。
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この地方は三冬の間、雪に覆われ、厳しい寒さが続く。
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ああ、三冬の夜長は、暖かい部屋で読書をするのが一番だね。
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