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口上手

くちじょうず
名詞形容動詞
1
標準
being good at conversation
文例 · 用例
その口上手に乗ぜられ、ものをやったとする。
岡本かの子 慈悲 青空文庫
アレ嘘、後先|揃わぬ御言葉、どうでも殿御は口上手と、締りなく睨んで打つ真似にちょいとあぐる、繊麗な手首|緊りと捉て柔に握りながら。
幸田露伴 風流仏 青空文庫
敵とはなってゐたが三郎や六朗の一つの純心に関しては僕は学生時代に知ってゐたので落着きもあったが、口上手な鱒二は終に僕にとっては砂漠のスヒンクスに化してしまった。
牧野信一 喧嘩咄 青空文庫
岩村男は洋行帰り当時は、洒脱な交際ぶりと諧謔交りの口上手と無学者ばかりの美術界に幾らか本を読んでゐる、若くは本が読めるといふので重宝がられて、自分でも下手な絵の方はそつち除に、美術の批評家になり済して了つた。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
父と子5・7(夕) この頃京都図書館長を辞めて早稲田大学の図書館に転ずるとかいふ湯浅半月氏は、例の女買ひについて頻と噂を立てられてゐるが、流石に口上手の男だけに、別に弁疏がましい事もせず、「京都にはもう飽いたからな。
大正五(一九一六)年 茶話 青空文庫
自分独りでは口上手のお増と喧嘩をすることも出来なかった。
徳田秋声 足迹 青空文庫
少し肥つた、丸ぽちやの愛嬌者で、十九にしてはませて居りましたが、蓮葉で口上手で、誰にも世辭が良いので、町内の男達の評判は大したもので、現に八五郎なども、その崇拜者の一人だつたかも知れません。
お此お糸 錢形平次捕物控 青空文庫
その中でも、橋場の綾吉は通り者で、男が良いのと、軽口上手で、大店の娘、お屋敷方の女中などから、廻って来るのを待ち遠しがられるほどの人気でした。
綾吉殺し 銭形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
彼は大変な口上手で、初対面の人ともすぐに打ち解けて仲良くなってしまう。
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接客業に向いているのは、彼女のような口上手で愛想の良いタイプだろう。
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口上手な彼のことだから、今回も上手い言い訳を作って逃げ切るに違いない。
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